金沢市

サイクリングでマイペースに!金沢の観光を楽しむ秘訣

まちのり

レンタル 自転車

credit::Appie Verschoor

金沢を観光する時、みなさんは交通手段をどうしていますか?

観光地内は、ほとんど電車で移動する事がありません。そのため、バスの交通網が発達しています。最近では荷物の預かりと自転車を借りる「まちのり」があります。金沢の街をサイクリングで観光する「まちのり」やサイクリングのオススメルートをご紹介します。

1.金沢の街はバスの運行が充実、ですが・・・

北陸屈指の人気スポット・金沢。

自然豊かで古都の街並みや伝統が残る街でありながら、近代的な面も大切にしている街。
しかも美味しい食べ物がたくさんあります。北陸新幹線で注目されてから人気が高まり、今もなお観光スポットとして愛されています。

この金沢の街を移動する手段としては「バス」があります。金沢駅を出ると、バスターミナルとバスの案内が目に留まります。案内もわかりやすく、基本的に近江町市場まで行けば、観光地は歩いていこうと思えば行けます。

ただ、バスも時期によって込み合いますし、待っている時間がもったいない。なんて思う事も。しかも、行楽シーズンはバスも込み合います。お天気がよければ、自転車に乗って移動すると、行きたいところに片っ端から行けそうな気がしませんか。

2.自転車でスイスイ!「まちのり」で街をサイクリング

レンタサイクル「まちのり」は、金沢市内に事務所のほか22か所のサイクルポートがあり、貸りた自転車をどのポートに返却してもOK。

しかも好きなポートから借りられるので、効率よく行動する事ができますよね。一般のレンタサイクルと違うところは、みんなで自転車をシェアするところ。基本料金は1日200円で30分利用ごとに加算されていきますが、30分以内でポートを乗り継ぐようにすれば、基本料金だけで何回でも利用できるとの事。

まずは利用登録が必要です。

申込用紙に必要事項を記入し、基本料金200円+デポジット800円、合計1000円を支払います。このとき、身分証明書の提示が必要です。専用のICカードを渡されます。このカードは機械でロックされた自転車を解除するために使います。

1日限定なので、乗り終えたら必ずICカードの返却をしましょう。その時に精算をして、追加料金がなければその分が返ってきます。ポートに乗り捨てるのはわかりにくい。1日レンタルしたいという場合も、1日借りっぱなしタイプのレンタサイクルがあります。

いずれにしても利用可能時間が決まっていますので、それを考えて予定を組みましょう。

提携企業とコラボした「まちのりオリジナル商品」があります。お土産屋さんで買うのとはひと味違った金沢土産を探しにいくのも、いいかもしれません。

レンタサイクル「まちのり」公式ウェブサイト
https://www.machi-nori.jp
利用方法
https://www.machi-nori.jp/usage/
ポートマップ
Kanazawa bicycle

3.レンタサイクルを使って、マイペースに金沢の街巡り

金沢と言えば、茶屋街のレトロモダンな街並み。

まちのり事務局では手荷物を2個まで1日300円で預かってくれるので、荷物を預けながらレンタサイクルの手続きをしましょう。

そこから向かうのは「ひがし茶屋街」。金沢に行ったなら茶屋街は外せませんよね。ひがし茶屋街では、町並みの散策を楽しんだり、金箔など金沢の伝統工芸品などをお土産に買ったりして、ゆったりと過ごせます。

ひがし茶屋街は、木虫籠(キムスコ)と呼ばれる出格子が特徴的。江戸時代から続く格式高いお茶屋で昔は「一見さんお断り」だったお茶屋の「志摩」と「懐華楼」が、現在は有料で一般公開しています。

内部を見学したり、中にあるカフェでくつろぐ事も。周辺には町屋カフェもたくさんあるので、どこで一息つこうか迷います。

ランチは近江町市場に移動して、活気のある市場をそぞろ歩き。お昼すぎは込み合うので、少し早めにランチをスタートさせて時間を有効活用しましょう。

スタートが遅かったら、先に近江町市場で腹ごしらえしてから茶屋街や兼六園などを観に行くのが賢いかも。早朝に到着したら、荷物をコインロッカーに預けてポートからレンタサイクルで市場で朝ごはんもいいですよね。

また、近江町市場からクール便で発送できるので、日本海の海の幸をご自宅に送るのもお土産として喜ばれそう。

次に向かうのは兼六園。

ポートに自転車を返して園内を散策しましょう。近くには、近代的な美術館として有名な金沢21世紀美術館や、金沢に古くから存在する石浦神社など、見どころがたくさんあります。

まだまだ時間と体力があるなら、ポートで自転車を借りて「にし茶屋街」へ。ひがし茶屋街に比べて静かなので、ゆっくりと散策ができます。にし茶屋街に行ったら、甘納豆のお店「かわむら」へ。わざわざ購入するためににし茶屋街に行く人も多いとか。お土産にしたら喜ばれそうですね。

茶屋街から長屋武家屋敷跡へ。長屋武家屋敷跡は、加賀藩の武士たちの屋敷があったところです。現在、唯一公開されいてる野村家では、武家文化を残した屋敷と庭園を見学する事ができます。

長屋武家屋敷跡の長町ポートで自転車を借りて、金沢駅もしくは宿泊先へ戻りましょう。レンタサイクルは、シェアタイプも1日借りるタイプも18時までに返却が必要です。見どころがたくさんあるので、事前にどこへ行くかある程度計画を立てていく事をオススメします。

いかがでしたか。

バスも便利ですが、雨や雪じゃなければ自分のペースで移動できるレンタサイクルで街をサイクリングしながら、金沢の観光を楽しんでみませんか。

レンタサイクルで移動する際は、交通マナーを守って安全に利用しましょう。

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