金沢市

金沢といえば海産物 お土産に買っていきたい海産物とは?どこで買える?

近江町市場(おうみちょういちば)

近江町市場(おうみちょういちば)
credit::Richard, enjoy my life!

日本海に面する石川県。その県庁所在地でもある金沢には、「金沢の台所」と呼ばれる近江町市場があります。日本海で獲(え:と)れる海の幸は、近江町市場をはじめとした金沢のお土産としても人気があります。今回は、金沢でお土産として人気の高い海産物と、購入出来る場所をご紹介します。

1 金沢で買って帰りたい海産物とは

北陸の海の恵みと言えば、”のどくろ”・カニ・ホタルイカ・天然ぶり・昆布などたくさんあります。生で買って帰りたい気持ちはやまやまですが、どうしても鮮度が落ちてしまいます。
生で食すのは金沢に食べに行く事にし、旅のお土産として金沢で海産物を買って行くとしたら、どのようなものがあるのでしょうか。

・干物系
白身魚の王様と呼ばれるのどぐろや、甘エビの素干し、”ホタルイカ”の一夜干しなど、干したからこそ、ぎゅっと凝縮された”旨み”や”甘さ”が”やみつき”になりそうです。自分へのお土産で買って行く人も多いみたいです。

・漬け(づけ)系
鰤(ぶり)の切り身や”ホタルイカ”を加賀味噌や、能登の”いしる(魚醤)”になどに漬け込み、真空パックされて販売している加工品も、ご飯のお供にお土産として人気があります。商品によっては食べきりサイズもあるので、あれもこれも試してみたくなります。

・寿司系
金沢に古くから伝わる「かぶら寿司」は、”かぶら(かぶ)”に切り込みを入れてブリやニンジンなどを挟み、発酵させた「なれずし」の事。乳酸菌の発酵でまろやかな味になるとか。贈答用にも喜ばれる金沢の郷土料理です。

このほか、金沢でハレの日に各家庭で作っていた、押し寿しを笹に包んだ「笹寿し」も人気です。気軽に金沢の食文化を体験出来ます。

・佃煮系
甘辛く炊いて作る佃煮は、小魚や貝類、海藻類などを砂糖と醤油で甘辛く煮つけたものです。その方法で作ると、足が速い小魚類でも生でおくより日持ちがするため、常備菜として重宝されていました。

日本海の海の恵みを享受する金沢でも、佃煮が販売されています。
お土産には、食べきりサイズの佃煮を詰めたセット「一人ひとり」が人気です。

・ゆでガニ
北陸と言えば、”カニ”。中でも金沢で水揚げされる”毛ガニ”は、ほかで水揚げされる”毛ガニ”に比べて甘みがあります。近江町市場なら鮮度の良い毛ガニを買えますし、発送する事が出来ます。

このほか、魚の昆布〆や甘辛い昆布巻き、おぼろ昆布、鰤(ぶり)の”たたき”などもあり、お酒やご飯のお供にしたい海産物がいっぱい見つかります。

2 ”のどくろ”などの海産物を買える場所

せっかくなら金沢で海産物を買って行きたいですよね。
買える場所をご紹介します。

・近江町市場
金沢の台所・近江町市場。金沢駅から徒歩15分、もしくは東口から出る北陸鉄道のバスか、まちバスに乗車して「武蔵ヶ辻(むさしがつじ)」で降りると、目の前が近江町市場です。近江町市場の近くに駐車場があります。市場の中に宅急便の取扱所があるので、買いすぎても大丈夫だと思います。

・金沢駅百番街
金沢駅を降りると、通路を挟んで3つのエリアの商業施設があります。「あんと」、「Rinto(りんと)」、「あんと西」に分かれています。お土産を買うなら、時間があれば「あんと」の方に行くと食べ物系のお土産が揃っています。

「Rinto」にも”おみやげ処”があり、そこでも珍味などのお土産を買う事は出来ます。朝7時から夜9時まで開いているので、うっかり買いそびれたお土産も買い足す事が出来ます。「あんと」の営業時間は朝8時30分から夜8時までです。

・香林坊 大和(こうりんぼう だいわ)
金沢市街地の「香林坊」にある商業施設です。地下1階に食料品売り場(金沢ふーどパラダイス)があり、そこで海産物などお土産を購入出来ます。金沢駅東口から市内バスで約10分ほど、香林坊バス停よりすぐのところにあります。

・黒門小路
めいてつ・エムザ1階にある「黒門小路」では、北陸の地酒と海産物のほか、伝統工芸品や北陸の銘菓などを販売しています。金沢駅から徒歩10分、市内バスで武蔵ヶ辻下車すぐ。近江町市場のすぐ向かいにあります。

めいてつ・エムザ地下1階の北陸ごちそう広場には、レストランとともに生鮮・惣菜コーナーや、和・洋菓子コーナーがあります。そこにも地元で有名なお店が入っていますので、1階の黒門小路とともにチェックしてみてはいかがでしょうか。

いしるは石川県の奥能登で作られる魚醤。いしり、よしる、よしりなどの別名がある。しょっつるやいかなご醤油とともに、日本三大魚醤の一つとされる。
https://is.gd/TJFuej
なれずし(熟れ鮨(鮓)、馴れ鮨(鮓))は、主に魚を塩と米飯で乳酸発酵させた食品である。現在の寿司は酢飯を用いるが、なれずしは乳酸発酵により酸味を生じさせるもので、これが本来の鮨(鮓)の形態である。現在でも各地でつくられている。現在の主流であるにぎり寿司を中心とした早ずし(江戸前寿司)とは、まったく違う鮨(鮓)である。
http://bit.ly/37QPTVK

3 番外編:土用の丑の日には行列が出来るという、うなぎ

番外編にご紹介するのは、北陸ですが、”カニ”でもなく”ホタルイカ”でもなく、”のどくろ”でもなく、うなぎ。金沢のうなぎはちょっと独特なのです。

関東のうなぎは背開きにして蒸してから焼き、関西のうなぎは腹開きで蒸さずに焼きます。金沢はその両方を取り入れて、「背開きで蒸さずに焼く」というスタイル。お土産に買って帰ったら、食べるときに再加熱するだけと、とても簡単。

誰かにあげても喜ばれそうな一品です。

うなぎは、近江町市場内の杉本水産さんが人気だそうです。
日曜・祝日がお休みなので、土日に行く場合は土曜日に。
営業時間は9時から17時30分までです。

いかがでしたか。

金沢を始めとした北陸の美味しい海産物を、自分用に、そしてお土産として購入出来る場所も合わせてご紹介しました。金沢に行く時の参考にしてみて下さい。

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